初めてでも安心、誰にでも簡単にできる梅酒の造り方
要介護2であるTata煌の父の日のプレゼントを届けにわが家へ来てくれた姉Sister煌夫婦から、良質の南高梅をいただきましたので久しぶりに梅酒を作ることにしました。
梅酒造りに必要なもの
昨年10月の引っ越し後、はじめての梅酒造りとなるので必要なものを揃えに買い物へ。
梅酒造りに必要なものはすべてスーパーで揃います
わが家の場合は青梅は頂きもので既にありますが、それらも含めて紹介してまいります。
1,青梅 ¥1,500~/1kg
梅酒用、青梅をベースに南高梅や完熟南高梅など、種類もいろいろありますが、だいたい¥1,500/1kgくらいからあります。
2,果実酒瓶(密閉瓶) ¥500~/3㍑
青梅1kgであれば3~4㍑の瓶でちょうどいいくらいです。今回、わたしは青梅1,5kgに対し5㍑の瓶を購入しましたが、少し大きすぎました。
値段はスーパーで¥500~¥1,000以内で5㍑サイズまで購入可能です。
3,氷砂糖&黒糖¥500~/1kg
基本は青梅1kgに対して氷砂糖1kgとなりますが、お好みによって量は調整してください。又、わが家では味にまろやかさを加えるため黒糖と合わせて青梅1,5kgに対して氷砂糖700g、黒糖300gとしています。さらにハチミツを使ってもOKです。
梅酒用アルコール(ホワイトリカーetc,)900ml/¥1,500~
梅酒用のアルコールでお手頃なのが果実酒用ホワイトリカーといわれるものでスーパーなどで簡単に入手することができます。
アルコール度数は漬け込んでいる途中に青梅の水分などが出て薄まることを考慮して35%以上のものを準備しましょう。
お好みによって焼酎(甲類、乙類)、ウィスキー、ブランデーなどを使用してもかまいません。今回、わが家ではブランデーを使用することにしました。
梅酒造り 1時間で仕込みは完了
前半に少し手間な作業はありますが、それ以外は非常に簡単で1時間もあれば仕込みを完了することができます。
最初は軽く水洗い
まずは青梅を軽く水洗いし、ペーパータオルで拭き取りますがこの際、ザルなどを使うと便利ですが青梅自体に傷がつかないように丁寧に取り扱います。
青梅のヘタ取りはしっかりと
梅酒造りで1番手間なのが青梅のヘタ取りです。地味で面倒くさい作業ですが、しっかり取らなければカビの発生や雑味の原因となりますので、しっかりやりましょう。
きちんと取れたら再度、ペーパータオルで水分を拭き取ります。
コツは氷砂糖&黒糖&青梅を交互に
30分ほど乾かしたらいよいよ果実酒瓶への仕込み開始です。
- 氷砂糖300g
- 青梅300g
- 氷砂糖300g
- 青梅300g
- 黒糖300g
- 青梅300g
- 氷砂糖100g
の順番で交互に入れ最後にブランデー1㍑を注ぎ完了です。
梅酒造り完成までどのくらい寝かすのか?
仕込みも無事に終わったところでいったい、いつになったら梅酒が呑めるのか?
それは3ヶ月寝かせれば呑めるようにはなりますが、欲を言うと1年は寝かせたいところ。なぜならば熟成した梅酒にコクが出てくるからです。
3ヶ月で1度、味見をし更に寝かせて楽しみに待つようにしましょう。
梅酒を寝かす上での注意点
梅酒を寝かす上での注意点は直射日光を避け低温で湿度の低い場所が最適で、わが家の場合は納戸に寝かせています。
そして1ヶ月に1度は密閉されていることを確認し梅がカビていないかチェック、そして瓶を横にしてブランデー&糖分が梅、全体に行き渡るようにしています。
この際、決して瓶は振らないようにしてください。
まとめ
梅酒造り、最初のヘタ取りさえしっかりすませれば仕込み自体は本当に簡単で、1ヶ月に1度、梅の状態を確認すれば、自作梅酒の完成です。
最初にアク抜きをされる方もいますが、ある酒造の方からしなくても、まったく問題ないと教わりましたので、わたしはしたことがありません。
ただ一つ寝かせすぎには注意が必要で1年半以上、寝かせるときは途中で梅を抜き取ることをオススメします。
梅酒が濁るのと雑味が出てくる原因になります。