5歳長男Kid煌 登山デビュー 高尾山を征す!
Gaty煌です。
以前、アウトドア専門サイトに日本百名山の記事を執筆した際に登山とアウトドアの魅力に引かれたものの、わが家には5歳のKid煌がいることから、まずは比較的簡単に楽しめる東京、八王子市にある高尾山で登山デビューを計画していたことを紹介しました。
以前の紹介記事「アウトドア記事執筆で刺激され息子と登山デビューを目論む私がそこに」
近年、ミシュランガイド★★★を獲得したことで外国人観光客にも人気の高尾山ですが、その後の天候がイマイチだったことや、ファミリーキャンプデビューを先にしていたことから登山デビューは少し遠退いていました。
しかし先週末の三菱スターキャンプ朝霧高原が台風の影響で中止になり、次のキャンプの予約が8月末で期間が開くことから7月31日(火)、朝起きたら天気がよかったので「高尾山に行くなら今日だぞ!」の天の声にKid煌は保育園を休ませ、私も休暇取得して高尾山に行くことにしました。
行くと決まれば即、支度!Kid煌と二人なら電車で行こうと思いましたがMommy煌も行くことになったので車で行くことに。
自宅、横浜から保土ヶ谷バイパス⇒東名高速⇒圏央道で高尾山に約90分で到着しました。
高尾山口の駅前の京王高尾山温泉「極楽湯」の駐車場に車を停めて、いざ出陣!
駅前の案内所で高尾山ポケットマップを入手してケーブルカー乗り場へ行き往復切符を購入し清滝駅から「あおば号」で約8分、高尾山駅に到着。
このケーブルカーの勾配は31度14分で日本一だそうです。はるか昔40数年前、わたしが小学低学年の頃に親父であるTata煌と一緒に来た時にも乗ったケーブルカーを今日、倅であるKid煌と乗る。幸せですね。
高尾山駅に到着後にいよいよ徒歩で山頂を目指すことになりますが、わが家はMommy煌が身体が弱いのでここで待っていることにしたのですが日陰もあまりなく炎天下で待たせるわけにも行かないので残念ながらMommy煌はケーブルカーでUターンして涼しいところで待つことに。
そういうわけでわたしと二人、Kid煌の登山デビューがはじまりました。
高尾山の登山コースは主に7つありますが、デビュー戦に選んだコースは1号路(表参道コース)全長3.8Kmのうちスタート地点、清滝~高尾山駅までをケーブルカーを利用し、残り1.8Kmと短く道も舗装されていて歩きやすいコースではありますが5歳のKid煌には十分すぎるコースです。
スタートして少しすると最初の茶屋「十一丁目茶屋」が見えてきます。まだ少ししか歩いてないのでまだまだ余裕のKid煌!天気もよく炎天下のはずが大きな杉の木が陽射しをさえぎり暑さを感じさせません。
とはいえ熱中症対策も万全にしなくてはならないので持参した水筒の冷た~いお茶を補給し、ふたたび歩きはじめ、次に見えてきたのは「蛸(タコ)杉」
タコ杉の前で写真を撮り、周りの木々を観ながら歩いていると進路右下約20mにある4号路に大木が被うように倒れていました。先週末の台風12号によるものかは確認はしませんでしたが、この大倒木の影響で現在、4号路は通行禁止となっていました。
直射日光は避けられてはいますが、進むにつれ代謝のよいKid煌とわたしは次第に汗だくに!
途中で道は二手に分かれていて進路左側が「男坂」、右側が「女坂」ですが我々、親子が選んだのは「右側」。ちなみに左側「男坂」には煩悩と同じ108段の階段があります。
女坂をすぎ見えてきたのは「権現茶屋」でいろいろな食べ物や土産物がならんでいます。そういえば40数年前、わたしがTata煌につれられてきた時に「杖と天狗のお面」を買ってもらったのを思い出します。
そしてその先の薬王院から山頂まではいくつかの階段をのぼりながら歩くのですがKid煌も少し疲れてきたようで、わたしの「大丈夫?」の問い掛けに「ダメ~」との返事。
そう言いながらも水筒に入った冷たいお茶を飲むと復活して頑張ってふたたび歩きはじめます。そう!山頂に着いたら「ソフトクリーム食べようねッ!」と約束して。
そしてスタート地点である高尾山駅から歩きはじめて1時間5分、5歳のKid煌は599mの高尾山の頂きに立ったのです。
山頂での記念撮影後は約束していたソフトクリーム!…ではなくKid煌のリクエストで「かき氷(ブルーハワイ)」を食べてクールダウン!
山頂から望む景色は流石「関東の富士見百景」と言うだけあり素晴らしかったです。その山頂から下界で待っているMommy煌に電話で登頂成功の報告をしました。
そして山頂にある「高尾ビジターセンター」で高尾山にいる昆虫のポケットブックをもらい下山することに。
本当は山頂で「名物・とろろ蕎麦」を食べたかったのですが、下界ではMommy煌も待っているので我慢しKid煌とふたり唄を歌いながら下山。高尾山駅からケーブルカー「もみじ号」に乗り「清滝駅」に到着し帰還しました。
まとめ
今から数えて40数年前、小学低学年だったわたしが親父であるTata煌につれられてきた時よりもまだ小さい5歳のKid煌、長くてつらい道のりの先には喜びがあり、成し遂げることの大切さを感じてもらいたくてつれて来た高尾山。
そうは言ってもまだ5歳、行けるところまででもいいと思って登りましたが、頂上まで登りきることのできたわが子。
普段はヤンチャすぎるKid煌ですが、「よくやった!」と褒めてやるとともに、父さんは嬉しく思う。