猫の結石症・ストルバイト
【ある日突然やってきた】
うちの愛猫RIKUは現在、1歳8か月のスコティッシュフォールド雄猫ですが、ちょうど1歳になる2017年8月のある日曜の晩に 真っ赤なオシッコをしていることに気づきました。 日中は元気だったので急なことにびっくりしましたが、当のRIKU自身は特段、鳴き声が大きくなったり、つらそうな鳴き声でもありませんでした。
若干、日中よりも元気がないようでしたが、何よりも血尿が 心配になったので、すぐに掛かり付けの動物病院に電話をして概要を説明すると夜間救急も24時間体制でやっているとのことでしたので、 すぐに連れていくことに。
【診断結果は猫の結石】
病院について再度、先生に説明したところ「人間同様に膀胱などに結石ができ血尿が出る猫も結構多い」とのことで早速、エコー検査(超音波)をすることになり診察室へ通されました。
普段、ここからは飼い主は待合室で診察が終わるまで待つのですが、日中5人ほどいる獣医師、夜間担当は一人らしくRIKUの身体を押さえるのを手伝うことになり、診察台の上に乗ったRIKUのエコー検査を先生の説明を受けながら立ち会うことができました。 エコー検査の画像が映し出されたモニターを見ながらPCマウスで「これと、これと・・・」と説明され、7ミリくらいのものがひとつと、 1~2ミリくらいのものが5個くらい見つかりました。
【猫の結石には2種類ある】
この日のエコー検査で血尿の原因はひとまず判明したのですが、結石ができる箇所は膀胱だけではなく「腎臓・尿管・尿道」にもできるらしく、また結石には尿がアルカリ性に傾くことでできる「ストラバイト結石」と酸性に傾くことでできる「シュウ酸カルシウム結石」の2種類あると説明を受けました。
このうちストラバイトは食事療法で溶かすことができますが、シュウ酸カルシウム結石は外科的処置を施さなければなくならないとのことであり、エコー検査だけではどちらの結石かは特定できないので、とりあえずはストラバイトを想定した薬とストラバイト溶解用のキャットフード(うちでは、ごはんといいますが)をもらい2週間後に再診することになりました。
【結石溶解用と予防用キャットフード】
翌日から数日は血尿も続きましたが病院でもらった薬と結石溶解用のキャットフードをRIKUにあたえ続けるうちに血尿の色も薄くなり始め、2週間を待たずして血尿がなくなったことから私は勝手にRIKUの結石は「ストルバイト結石」で薬とキャットフードで溶けて回復したのだと判断して今後は結石になりにくい健康的なキャットフードを与えればいいと再診に訪れることはしませんでした。
ひとまず血尿もなくなったRIKUに与えるキャットフード選びについてWeb上で同じ経験、悩みを抱えている人のブログ記事や専門家の記事を 読み、「高たんぱく・ミネラル分の少ない物」がよいことがわかり通販限定のキャットフードにたどり着いたのです。
猫の健康に良いとされるキャットフードの成分、詳細、おすすめ銘柄などについては次回以降、ご紹介することとしますが、 「スコティッシュなRIKU」の結石、これで終わりではなかったのです。