アテローム血栓性脳梗塞とは?~和顔愛語~

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アテローム血栓性脳梗塞とは?~和顔愛語~

こんにちは。Gaty煌です。

わたしの父Tata煌が【アテローム血栓性脳梗塞】と診断され即日入院となりましたが、【アテローム血栓性脳梗塞】とは一体、どういったものなのか、脳梗塞については血管が詰まる。程度の知識しかなかったため、脳梗塞の種類、症状、治療法について調べてみました。


【ラクナ梗塞】

 

高血圧が原因で発症する小さな脳梗塞で日本人の脳梗塞の内、35%と多くを占める脳梗塞であり、脳の奥の方の細い血管が傷つき1.5cm以下の小さな脳梗塞を発症した状態のものをいう。

症状が軽く5㎜以下の梗塞なら無症状なこともあり、気づかないままでいると多発性脳梗塞を起こし重篤な症状が現れることもある。

治療方法:抗凝血作用のある薬剤投与で血液を固まりにくくする。

(切り傷等により出血が止まらなくなることもあるので注意が必要)

【アテローム血栓性脳梗塞】

 

日本人の食生活の変化により近年、増加している脳梗塞。

血中悪玉コレステロールなどの脂質を原因としてドロドロの脂質(粥腫とよばれる)が脳の血管内に蓄積され、アテローム動脈硬化を起こす。

動脈硬化は比較的、大きな欠陥に詰まり脳梗塞を引き起こす。

病変の範囲が広くなって重症化しやすい脳梗塞であり片麻痺・半盲・言語障害・嚥下障害などの後遺症及び重篤な場合は意識障害を起こすこともある。

治療法:発症から48時間以内にアルガトロバンなどの抗凝固剤を投与することでかなり改善効果がみられる。(今春、発症から48時間以降であっても効果の期待が高いことがわかり積極的に投与していく旨の掲載記事あり)

【心原性脳梗柱症】

心臓にできた血栓が脳に飛んで発症する脳梗塞。心房細動や急性心筋梗塞、心臓弁膜症などの心疾患を原因として起こる脳梗塞であり不整脈によって心臓の血流が滞り、比較的大きな血栓ができた後、その血栓が血流に乗って脳の動脈にまで到達し突如としてひどい脳梗塞を起こす。

心原性の場合は大きな動脈が詰まり梗塞の範囲も広く重症化しやすい傾向があり血栓が急速に脳へ移動式詰まりを起こすため発作が突然起こるのも特徴のひとつ。日々の生活の中で突然。意識を失ったり手足のしびれ、麻痺が起こり倒れることもある。

再発したり血栓がなくなった後に出血性脳梗塞へ移行したりと容体が急変しやすい危険な脳梗塞である。

治療法:梗塞の大きさ、状態を観ながら投与する薬剤や治療法を、選択する。

【出血性脳梗塞】

脳梗塞の合併症のひとつ。

血栓性脳梗塞や心原性脳梗塞に於いて血栓子が融解や遠位側へ移動することによって壊死組織に血流が再開通することがある。この際、脆くなった血管より出血を起こすのが出血性脳梗塞であり、脳梗塞発症2~5日の急性期、2週間~1ヶ月の側副血行路により新しく血液供給が行われる時期に起こりやすいとされています。抗凝固薬投与中である場合は大出血を起こす恐れがある。

治療法:抗凝固薬投与中であれば1週間程度、使用を中止する必要があるが、その後の使用再開も慎重に行うとされています。

以上、代表的な脳梗塞の種類について記載しました。

今後はTata煌の経過と予防法などについて記載できればと思います。

 

 

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